こんにちは、備KILL編集部です!
防災用品は「とりあえず揃える」ことが多いですが、実際に被災した人たちからは「これは本当に助かった!」という声も多く寄せられています。
今回は、災害チャンネルYouTube動画【災害時に実際に役立ったグッズTOP10】で紹介した内容をもとに、特に評価の高かった防災グッズを厳選してご紹介します。
最後までチェックして備えを見直しましょう。
動画でサクッと確認したい方はこちら
災害時に実際に役に立った防災グッズTPO10
第10位:常備薬

持病の薬や市販薬は災害時に入手困難になる可能性があります。避難所や被災地では薬局が閉まっていたり、在庫不足で必要な薬が手に入らないことも。持病がなくても鎮痛薬や胃薬、整腸剤、湿布薬などを用意しておくと安心です。最低でも1週間分、できれば2週間分を防災袋や持ち出しバッグに入れ、使用期限を定期的に確認して入れ替えましょう。
第9位:マスク

避難所生活では感染症対策や粉じん、花粉の吸い込み防止に必須です。新型コロナやインフルエンザなどの流行時には、マスクを着けることで安心感も高まります。また、乾燥防止や防寒にも役立ちます。個包装タイプは衛生的で持ち運びやすく、家族全員分を人数×日数で用意しておくのがおすすめ。サイズや肌触りなども事前に試しておくとよいでしょう。
第8位:ラップ

食品保存用ラップは災害時の万能アイテム。お皿に敷けば洗い物を減らせ、水の節約に直結します。傷口の応急処置や包帯代わり、防寒用の体の巻き付けにも使えます。濡れた物を包んで荷物が濡れるのを防ぐことも可能です。軽くかさばらないため、防災袋に1〜2本入れても負担になりません。100均でも入手できるので、日常から常備しておきましょう。
第7位:モバイルバッテリー

停電時、スマホは唯一の情報収集・連絡手段になることも。大容量タイプ(10,000mAh以上)があれば数日間は充電可能です。複数ポート付きなら家族や複数台の端末を同時に充電できます。ソーラーチャージャーや手回し充電器と併用すれば長期停電にも対応可能。普段から満充電状態で持ち出せるよう、こまめに充電をしておくことが大切です。
第6位:簡易トイレ

断水時のトイレ問題は深刻です。簡易トイレがあれば衛生的に排泄でき、悪臭や感染症のリスクも軽減できます。消臭・抗菌処理がされているタイプを選ぶと安心です。避難所ではトイレが混雑し、長時間待たされることもあるため、自宅避難や車中泊にも必須。使用回数分を人数に合わせて備蓄し、保管期限や使い方も事前に確認しておきましょう。
第5位:カセットコンロとボンベ

温かい食事やお湯を確保できるカセットコンロは、特に寒い時期や長期避難生活で重宝します。調理や飲み物の加熱だけでなく、体を温めることにも役立ちます。ガスボンベは1本で約60分使用可能ですが、災害時は入手困難になるため多めに備蓄を。火気使用可能な環境や換気の確保が必要なので、安全面にも注意しましょう。
第4位:ウェットティッシュ

手洗いができない環境で大活躍。食事前後の手拭きや食器の簡易洗浄、体拭きなど多用途に使えます。アルコールタイプは除菌に、ノンアルコールタイプは肌や口周りの清拭に便利です。赤ちゃんや高齢者がいる家庭は特に多めの備蓄を推奨。乾燥防止のため、未開封状態を保つ保管方法を意識しましょう。
第3位:非常食

長期保存が可能で調理不要な食品は災害時の命綱。缶詰、レトルト、お菓子など、エネルギー源になるものを選びます。好みやアレルギーへの対応も重要で、普段から試食して慣れておくと安心です。水や加熱器具が不要なタイプを混ぜて備えると、状況に応じて柔軟に対応できます。
第2位:懐中電灯・ランタン

停電時の必需品。懐中電灯は移動時、ランタンは室内照明として使い分けます。LEDタイプは省電力で長時間使用可能。防水・防塵機能や吊り下げ可能なタイプだとさらに便利です。予備電池とセットで保管しましょう。
第1位:乾電池

多くの防災グッズの動力源。懐中電灯、ラジオ、給電機器などに使用できるため、サイズ別に多めに備えておく必要があります。単三・単四は特に使用頻度が高く、変換アダプターを用意すれば単一・単二機器にも対応可能です。使用期限が長いアルカリ電池やリチウム電池を選ぶと安心です。
まとめ:備えは実体験から学ぶ
今回ご紹介した防災グッズは、被災者の実体験から本当に役立ったと評価されたものばかりです。
とはいえ、生活環境や家族構成、季節によって必要度は変わります。
自分に合った形で備えを整え、定期的に見直すことが、いざという時の安心につながります。
備えていて良かったと思えるよう、今日から一歩踏み出しましょう。