災害は通勤・通学中にも起こる
地震や豪雨は、家にいるときだけでなく、会社や学校にいるときにも突然起こります。特に都市部では交通網が麻痺し、帰宅困難になるケースも珍しくありません。
普段から防災を意識している人でも、外出先での備えは忘れがちです。
だからこそ「持ち歩き防災セット」に加えて、出勤や通学中に役立つアイテムをプラスすることが大切です。
持ち歩き防災:基本セット10点
まずは普段から持ち歩いておきたい基本の防災セットです。

- チャック付きポーチ
- ミニLEDライト
- 手ぬぐい(タオルでも可)
- ヘアゴム(輪ゴムでも可)
- 身分証や緊急連絡カード
- 防塵マスク
- 応急処置セット
- ウェットティッシュ
- モバイルバッテリー&ケーブル
- ホイッスル
👉 詳しい内容は総合記事で解説しています → 「普段から持ち歩く基本の防災グッズ」
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出勤・通学にプラスすべきアイテム3選
第3位:レインポンチョ

豪雨や寒さの中を移動しなければならない場面で活躍します。全身を覆えるため荷物も一緒に守れるのが大きなメリット。カッパより丈夫で破れにくく、動きやすいのも特徴です。帰宅困難時に徒歩で長時間移動する際、体温保持や雨よけとして非常に有効です。
第2位:レスキューシート

薄いアルミ製のシートで、体温の低下を防ぎ、防寒具代わりになる定番の防災アイテム。折りたたむと手のひらサイズになり、重さも数十グラム程度。夜間に屋外で過ごす場面や、冷える体育館の避難所で特に役立ちます。
第1位:携帯トイレ(1〜2回分)

災害時に必ず直面するのがトイレ問題です。断水や停電で使用できなくなると、長時間不便を強いられます。携帯トイレは小さく持ち運べ、使用後は凝固剤で固められるため衛生的。通勤・通学バッグに1〜2個入れておくだけで安心感が大きく変わります。
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シチュエーション別に考える
- 電車が止まった場合:ポンチョで雨を防ぎ、携帯トイレで安心を確保
- 徒歩で帰宅する場合:レスキューシートで体温を守り、LEDライトで夜道を照らす
- 学校や会社で待機する場合:基本セット+追加アイテムで衛生・防寒対策を
まとめ
出勤・通学中の災害は避けられません。
でも、カバンに小さなアイテムを入れておくだけで行動の自由度と安心感は大きく変わります。
普段の荷物に「プラス3アイテム」を取り入れて、仕事中や通学中でも落ち着いて行動できる自分を準備しましょう。