こんにちは、備KILL編集部です!
「防災グッズをそろえていたのに、結局使わなかった…」
そんな声が、意外と多いのを知っていますか?
でもそれは、ムダだったという意味ではありません。
災害の種類や場所、家族構成などによって使う場面が違うだけなのです。
この記事では、被災者の声をもとに「使わなかった理由」と「本当に役立つ場面」、そして「同じような使い方ができるもの」を整理しました。
この記事を最後まで読むと「わが家の備えには何が必要か」がわかります。備えを見直す参考にしてください。
動画でサクッと確認したい方はこちら
実際には使わなかった防災グッズTOP10
第10位:ウォータータンク

使わなかった理由
大容量タイプは水を入れると重く、運搬が難しいという声が多くありました。また、保管場所を確保しづらい点も課題です。
活躍する場面
給水所までの距離が短く、自宅での一時保管に使う場合は非常に便利です。折りたたみ式のタイプなら収納も簡単です。
同じような使い方ができるもの
2Lペットボトルや非常用飲料水パックを複数備えておくと、
持ち運びや分配がしやすく実用的です。
第9位:コンパス

使わなかった理由
避難経路があらかじめ決まっており、スマートフォンの地図機能で十分だったため出番が少なかったようです。
活躍する場面
通信が遮断された山間部や停電時など、電子機器が使えない状況では有効です。
同じような使い方ができるもの
方位磁石付きのホイッスルや、防災マップアプリを日頃から活用しておくと安心です。
第8位:携帯浄水器

使わなかった理由
断水が短期間で復旧したため使用機会がなく、操作やメンテナンスが難しかったという意見もありました。
活躍する場面
長期避難や山間地域など、給水が遅れるエリアでは大きな助けになります。
同じような使い方ができるもの
非常用飲料水パックや500mlペットボトルを多めに備蓄しておくと、短期断水では十分に対応できます。
第7位:ヘルメット

使わなかった理由
在宅避難が中心だったため、外出の機会が少なく使用しなかったという声がありました。
活躍する場面
落下物の危険がある場所や、避難経路に瓦礫が多い場合は必須です。
同じような使い方ができるもの
折りたたみ式ヘルメットや防災キャップを玄関に常備しておくと、持ち出しやすく実用的です。
第6位:スリッパ

使わなかった理由
屋外では滑りやすく、瓦礫や破片が落ちている場所では危険だったという声が多くありました。
活躍する場面
避難所や体育館などの屋内で、床の冷たさや衛生面が気になる場合に重宝します。
靴を脱ぐ生活空間では足元を清潔に保つためにも有効です。
同じような使い方ができるもの
厚底タイプのルームシューズや、室内専用の安全靴が安全性と快適さを両立できます。
第5位:ロープ

使わなかった理由
使い道を明確に想定していなかったため、結局出番がなかったという声が多くありました。結び方がわからず、いざというときに扱えなかったケースも目立ちます。
活躍する場面
洗濯物を干す、荷物を固定する、テントやブルーシートを張るなど、正しく使えば多用途に活躍します。
同じような使い方ができるもの
結束バンドやパラコードなど、扱いやすい長さでカットされたものが実用的です。
第4位:寝袋

使わなかった理由
避難所では毛布や布団が支給され、寝袋の出番がなかったという人が多くいました。また、気温が高い季節には暑すぎて使わなかったという意見もあります。
活躍する場面
車中泊や自宅避難など、支援が届きにくい状況では欠かせません。特に冬季は床からの冷気を遮るための断熱材と併用すると快適です。
同じような使い方ができるもの
アルミ製の保温ブランケットや軽量シュラフなど、季節や体格に合わせて選ぶと使いやすさが大きく変わります。
第3位:テント

使わなかった理由
避難所では設営スペースが限られており、設置を断られたケースもありました。また、屋内で使用すると通気性が悪く、暑さや湿気がこもりやすいという課題もありました。
活躍する場面
屋外で一時的な休憩スペースを作る際に役立ちます。特に家族連れや女性の避難では、着替えや休息のために効果的です。
同じような使い方ができるもの
ワンタッチ式の簡易プライバシーテントや、折りたたみ式の間仕切りパネルなど、設営の手間が少ないタイプを選ぶと実用性が上がります。
第2位:自家用発電機

使わなかった理由
燃料の管理が難しく、屋内では一酸化炭素中毒の危険があるため使用を控えた人が多くいました。また、稼働音が大きく、集合住宅ではトラブルになったという声もありました。
活躍する場面
戸建て住宅や屋外での長期停電時に有効です。冷蔵庫・照明・通信機器など、家庭内の最低限の電力を確保できます。
同じような使い方ができるもの
ポータブル電源やソーラーパネル式チャージャーなら屋内でも安全に使用できます。軽量タイプを選べば持ち出し避難にも対応可能です。
第1位:毛布

使わなかった理由
避難所で支給されたものが十分にあり、自宅から持参した毛布は未使用のままだったという声が多くありました。
また、かさばるため持ち運びが難しい点も課題です。
活躍する場面
在宅避難や車中泊など、支援物資が届くまでの寒さ対策として有効です。体温を逃さない工夫として、体をすっぽり包むように使用します。
同じような使い方ができるもの
アルミ製の保温シートや圧縮毛布を複数枚備えておくと、省スペースで保温性を確保できます。また、寝袋との併用で寒冷地にも対応可能です。
✍️ まとめ:必要かどうかはシーンによる
今回ご紹介したグッズは「不要」というよりも、「ケースバイケース」で使い勝手が分かれるものばかりです。
自分や家族の避難スタイルや地域の特性を考えながら、優先順位を見直すことが大切です。
「いざという時に本当に必要なもの」を見極めて、賢く備えましょう!

