こんにちは、備KILL編集部です！
日本では長時間の停電は多くありませんが、
台風・落雷・設備トラブル・大規模災害など、
理由を問わず突然起きています。
真っ暗な部屋で足元が見えない、
スマホの充電が残り10％しかない、
冷蔵庫の音が止まって静まり返った室内——。
停電は、日常の安心を一瞬で奪う非常事態です。
この記事では、
停電前に必ずやっておきたい「10の準備」をまとめました。
どれも今日から始められる内容なので、
後悔しない備えとしてぜひチェックしてください。
🎥 先に動画で確認したい方はこちら
普段から常備しておく10項目
モバイルバッテリーを複数用意
スマートフォンは連絡手段であり、生活情報の命綱です。
大容量タイプと軽量タイプを組み合わせて、家族人数分の確保が安心です。
充電式ライトにも使えるため、停電中の汎用性が高いのも強みです。
劣化が早い製品もあるため、半年に一度は残量と状態を点検しましょう。
懐中電灯・ランタンを家族人数分確保
暗闇での行動は転倒やケガの原因になります。
懐中電灯は移動用、ランタンは室内全体の照明として使い分けると安全性が高まります。
LEDタイプは消費電力が少なく長時間使用に最適です。
普段から、置き場所を家族で共有しておくことも大切です。
電池ストック（単三・単四・ボタン電池）
乾電池式ライトやラジオは、電池がなければ動きません。
特にボタン電池は気づくと切らしているケースが多いもの。
自宅でよく使う電池規格をメモしておくと補充がスムーズです。
電池には消費期限があるため、年に1回は入れ替えをしましょう。
冷蔵庫に「開閉控える」メモを貼る
停電時の冷蔵庫は開けないが鉄則です。
一度開けると温度が急上昇してしまい、食品が傷みやすくなります。
普段から
「開けっ放し禁止」
「必要な物だけ素早く」
など冷蔵庫のドアや目に入る場所へ貼ると、家族全員が意識しやすくなります。
保冷剤・ペットボトル氷を常備（冷却対策）
冷凍庫に保冷剤や凍らせたペットボトルを入れておくと、
停電時に冷蔵庫の保冷時間を延長できます。
夏の停電は食品劣化のリスクが高いため、
冷却アイテムを常備するだけで食品ロス対策にもなります。
溶けた水は飲料水としても利用可能です。
季節アイテムの準備（夏・冬）
停電は季節によって危険性が変わります。
- 夏： 熱中症リスクが上昇。扇子・保冷タオル・冷却ジェルが便利。
- 冬： 低体温の危険性が高まるため、毛布・カイロ・インナーで寒さ対策を。
カイロは消費期限に注意し、毎シーズン見直すと安心です。
情報源として乾電池式ラジオを常備
停電中は通信障害が起きやすく、スマホだけでは不安定です。
ラジオは災害時にもっとも頼りになる情報源のひとつです。
乾電池式なら電池を交換して使えるため、必ず1台は備えておきましょう。
ブレーカーの位置を家族で共有
停電時にまず確認すべきはブレーカーです。
自宅だけの停電か、地域全体か判断する重要ポイントです。
ブレーカー付近にライトを置くと、いざという時に探しやすくなります。
停電時の避難先・集合場所を決めておく
大規模災害の後など、停電と同時に避難が必要になるケースもあります。
スマホが使えないことを前提に、集合場所を家族で決めておきましょう。
冷蔵庫、カレンダー、玄関ドアなど、
目に入りやすい場所へのメモ貼りが有効です。
重要家電の「コンセント位置」を把握しておく
停電復旧時は一気に電流が流れ、電力負荷がかかります。
電子レンジ・暖房器具・ドライヤーなど電力の大きい家電は特に注意してください。
普段からコンセントの位置を把握しておくと、
停電時に落ち着いて対処できます。
停電チェックリスト（保存版）
停電に備えて、普段から確認しておきたい項目を一覧にしました。
スマートフォンや冷蔵庫、家電の安全など、基本の対策を整理できます。
まとめ：今日できる1つの準備から始めよう
停電は突然発生し、生活機能が一気に止まる厄介な災害です。
しかし、日頃の小さな備えが大きな安心につながります。
今回の10項目を整えておけば、
暗闇での安全確保、情報収集、食品管理など、
停電時の困りごとに慌てず対応できるようになります。
すべてを一度に揃える必要はありません。
今日できることを1つだけ。
その積み重ねが、いざという時の大きな力になります。
